2012年 03月 11日
ColorMunki Photo
今日は、写真が趣味でカメラやレンズには凝っていても意外とあんまり重要視していないという人も多いモニターキャリブレーションの話。



デジタルカメラで写真を撮ってPCで現像(鑑賞)する人にとって欠かせない作業のひとつとして、液晶モニターの「キャリブレーション」作業があります。

せっかく良い写真を撮ってきても、その写真をモニターで表示した時に正しい色で再現されなければ何の意味もありません。

モニター上で微妙な色を扱ったり、滑らかな階調を表現するためには、正しい色温度や輝度・色調を再現する環境が整っていなければなりません。

どれだけ高性能なモニターを使用していても、その性能が100%発揮されなければ宝の持ち腐れになってしまいます。

また、性能や価格にかかわらずどんなモニターでも使っているうちに経時変化により次第に表示性能が劣化してくるものです。

これを補正するために必要な作業が定期的なキャリブレーションというワケです。



今回、そのキャリブレーションの際に必要となるキャリブレーションセンサーを新しく購入しました。

エックスライト社の「ColorMunki Photo」という製品。

b0238921_19292444.jpg


巻尺みたいな外見ですが、もちろん長さを測るのではなくモニターの色を測定するためのものですww



現在使用しているモニターはナナオのColorEdgeシリーズで、キャリブレーションセンサーも内蔵されてはいるのですが、より厳密な色管理をするために・・・

というか、内蔵センサーでは不可能な環境光測定まできっちり行いたかったので思い切って導入することにしました^^



ColorEdgeシリーズはモニター自体にキャリブレーション回路が組み込まれているハードウェア・キャリブレーション対応タイプなので、作業はとても楽です。

具体的にはPCとセンサーをUSBで繋いで、専用のキャリブレーションソフトを起動するだけ^^

あとはウィザードに沿って操作すれば良いので、さほど特別な知識や設定も必要ありません。

b0238921_20105871.jpg


一般的な液晶モニターでもハードウェア・キャリブレーションを行うことは可能ですが、PCのグラフィックカード等の性能により精度はマチマチです。

その他、ソフトウェア・キャリブレーションという方法もあるので、興味のある方は検索してみてください^^



いずれにしても、デジタルの場合どんなに性能の良いカメラやレンズを使っていても、モニターの色再現性が正常でなければ元も子もありません。

高価なカメラやレンズ、またはレタッチソフトを導入するよりも、現在使用しているモニターのキャリブレーションを行うことの方が先決だと思います。

モニター本来の性能を活かしきるだけで写真の仕上がりが見違えるほど良くなるかもしれません。

新たな機材を購入したり、現像テクニックを磨いたりする前に一度モニターの調整を見直してみませんか^^



さらに、このColorMunki Photoにはプリンタープロファイルの作成機能も搭載されています。

つまり、モニター上に表示されたままの色でプリントすることを可能にする機能です。

これもプリンターをわざわざ新しく買い直すまでもなく、正常な色で写真を印刷するための有効な手段となり得ます。



写真の鑑賞手段がディスプレイ上であれ、プリントであれ何よりも正しい色で見ることが出来なければせっかくの美しい写真も台無しです。

ということで、デジタル写真の肝とも言える液晶モニターのキャリブレーションを強くオススメします♪ (・∀・)/



ちなみに、ColorMunki Photoは分光式センサーで標準ズームレンズ一本分ぐらいの価格ですが、他にも安いものから高いものまで価格帯はピンキリです。

センサーの方式(フィルター式と分光式)によって区別され、種類も価格帯も様々なので、予算や用途に合ったものを選べば良いと思います。

一般的には分光式のものの方が精度が高いとされていますので、ご参考まで^^
[PR]

# by JIN-X3 | 2012-03-11 21:56 | 撮影日記 -Notebook-
2012年 03月 10日
マクロの日。
今日はそこそこ天気も良かったので、近所に梅の花でも撮りに行ってみようかと思っていたのですが・・・

午後からの頭痛と胃痛のダブルパンチですっかり戦意喪失w

かと言って、他にやることもなかったので家にこもってマクロ撮影をして遊んでいました^^



レンズのロック機構が壊れたままの初代SD1と、OS付きのMACRO 150mmのコンビで花瓶のチューリップを撮影。

そのままでは面白くないので霧吹きで花弁に雫のお化粧をしまして・・・



SDIM4656
SIGMA SD1 + SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM



SDIM4683
SIGMA SD1 + SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM



SDIM4690
SIGMA SD1 + SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM



SDIM4714
SIGMA SD1 + SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM



SDIM4508
SIGMA SD1 + SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM



実はマクロ撮影は好きだけど、センスに欠けておりまして・・・(;´∀`)

残念ながら大した写真は撮れませんでしたが、おかげで没頭しているうちに頭痛も胃痛も忘れることができましたww



それにしても、OS付きとなって生まれ変わった150mmマクロの描写は素晴らしいです。

レンズの粗まで写し出してしまうというSD1で使用しても、これと言って特に気になるところもありません♪

開放からピントの合った部分はとてもシャープに、それでいてボケは柔らかくて美しいという。。

SD1 Merrill用にマクロレンズが欲しいという方にも自信を持ってオススメできる優秀なレンズです。



っていうか、早くSD1を修理に出さねば。。



その前に明日こそ晴れたら梅の花を撮りに行こう^^
[PR]

# by JIN-X3 | 2012-03-10 22:24 | 植物 -Plants-
2012年 03月 10日
SIGMA SD1 Merrill ついに発売♪ヽ(´ー`)ノ
b0238921_23174341.jpg




本日ついにSIGMAからSD1 Merrillが発売されましたね^^

あのモンスターカメラが実売価格20万円を切って堂々の登場です。

発売と同時にさっそく手に入れられた方もたくさんいらっしゃるでしょうね・・・おめでとうございます(笑)



そして、中には他社からの乗り換えでSD1 Merrillをチョイスした方もいらっしゃるでしょう。。

そういう方は、もしかすると今頃ちょっと触ってみて「あら!?何や思てたんとちゃう・・・」って冷や汗たらしてるかもしれませんねw

でも、心配することはありません・・・そのうちきっと素晴らしい画質で応えてくれるハズです^^

他のカメラよりちょっとだけやんちゃだけど、そんなSD1 Merrillと仲良く戯れつつ、ただ写真撮影を楽しめば良いだけです。

「写真を撮るという行為そのものが好き」という方にとっては、逆にこれほど写真を撮るのが楽しいカメラは他にないと思います。



カメラが何でも手助けしてくれるのは楽だけど、自動的にカメラに撮らされるのなんてつまらない・・・

苦労しながらもアレコレ自分でカメラを操作して思い通りに撮りたい・・・



そんな方にはまさに打ってつけのカメラです^^

まずはSD1 Merrillでの撮影を存分に楽しみましょう♪(・∀・)ノシ



今日は何の情報もない記事でしたw



※SD1 Merrillの超カッコイイ特設サイトはコチラ⇒SD1 Merrill スペシャルコンテンツ

桐島ローランド氏による作例見ながら鼻血出してみたい方は是非ご覧ください(※要ティッシュ)ww
[PR]

# by JIN-X3 | 2012-03-10 00:16 | シグマ -Sigma-
2012年 03月 02日
X3F現像大会
1330602845

露出 +1.8
コントラスト -0.6
シャドウ -1.5
ハイライト +2.0
彩度 +2.0
シャープネス +2.0
X3 Fill Light -1.5
ホワイトバランス オート
カラーモード スタンダード
カラー調整 6C+3M

※Photoshopで明るさと彩度をアップ・・・他w



SDIM5978a

露出 +1.5
コントラスト -1.5
シャドウ +2.0
ハイライト +2.0
彩度 +2.0
シャープネス +2.0
X3 Fill Light -0.5
ホワイトバランス 白熱電球
カラーモード ニュートラル
カラー調整 5C+50Y

※Photoshopで明るさと彩度をアップ・・・他w



あ、何のことか意味が分からないかもしれませんけど気にしないでスルーしてください(笑)
[PR]

# by JIN-X3 | 2012-03-02 00:50 | シグマ -Sigma-
2012年 02月 29日
SIGMA Photo Proで写真を美しく仕上げよう♪
ということで、今日は水曜日・・・最近このブログでは何故か毎週水曜日にSIGMAネタを書いているので、今週もその慣例に則った内容ですw



今日はSIGMA Photo Pro(SPP)を使って写真を美しく仕上げるための現像の進め方について簡潔に書いてみようと思います。

今回作例として使用する画像データは、一昨年の夏に鍋ヶ滝というところで撮影した一枚です。

もしかすると最新版のSIGMA LENS CATALOGUE等でご覧になったことがある方もいらっしゃるかもしれません^^

ちょうどこの作品を再現像する機会があったので、自分でも当時の仕上げ方を思い出しながらもう一度現像し直してみました。



撮影に使用したカメラはSIGMA SD15。

撮影時の設定は、絞り優先モードで絞り値はF8.0、あまりゴリゴリに絞りたくなかったので、減光するためにレンズにはND8フィルターを装着しました。

ホワイトバランスはオート、カラーモードはスタンダードを選択・・・SD15に限らず、SD1やDPで撮る時も大体この組み合わせをデフォルト設定にしています。

水の動感を表現するため、シャッタースピードは出来るだけ長めに取りたかったので、ISOは50まで下げて露出補正は-0.7にとどめました。



そうやって撮影したX3Fデータを、まずはSPPでそのまま(各パラメータ0.0のまま)で開いてみます。



b0238921_20372659.jpg




露出補正(マイナス)を控えめにして撮影したために全体的に明るく写っており、流れ落ちる滝の水が滝壺に着水している部分はだいぶ白く飛んでいます。

明るいところと暗いところの露出差も激しい場面なので、色も全然出ていません。

第一印象としてはとにかく明るすぎます。。

これだけ見ると完全にボツ写真レベルですが、シグマーなら決してここで諦めてはいけませんww



初めに、最終的な完成形をイメージしながらまずは露出の設定をイジってある程度全体的な明るさを決めます。

ここではもっと暗めにしてちょっと幻想的な雰囲気に仕上げたいので、露出を-0.6、X3 Fill Lightも-0.3まで下げ、さらにハイライトを-2.0まで落とします。



b0238921_20374548.jpg




そうすると、白飛びしていた部分がだいぶ落ち着き、見苦しくないレベルになりました。

全体的なトーンも狙っている仕上がりイメージに割と近付きました。



しかし、このままでは平坦でのっぺりとした印象だし、滝の向こう側の景色もかなりぼんやりとしているので、次は全体のコントラストを調整します。

手前と奥のメリハリと木々の立体感を強調するために、コントラストを+0.6まで上げ、シャドウを-1.2まで下げてみます。

これ以上コントラストを上げるとせっかく落ち着いた白飛び部分がまた飛んでしまうのでほどほどに・・・

さらに、個人的な好みでシャープネスを+2.0まで上げました。



b0238921_20375981.jpg




これで奥の景色もだいぶハッキリと立体的に見えるようになりました。

木々や岩の輪郭もそれなりに出ました。



あとは彩度の調整です。

このままではあまりにも色が薄く、地味すぎて話になりませんwww



そこで、カラーモードをスタンダードからビビッドに変更し、彩度も思い切って+2.0まで上げます。



b0238921_19224981.jpg




全体的にかなり鮮やかになりました。

これでも悪くはないのですが、まだまだ僕の脳内仕上がりイメージとは少し違います。



もっと夏の爽やかさと幻想感が欲しいので、カラーホイールを使って色味をシアン側に振ってみます。

ここでは10Cぐらいで理想形に近付きました。



b0238921_1923135.jpg




これで最初のほとんど真っ白な印象の地味な画像がかなり美しく生まれ変わりました。



しかし、まだ仕上がりイメージとは若干の隔たりがあり、全体的にシアンが強く100%納得のいく仕上がりではないため、もう少しだけイジります。

ただし、SPPだけではこれ以上細部まで追い込むことが出来ないので、ここからは別のソフトを使用することになります。

僕は主にPhotoshopを使っていますが、他のフォトレタッチソフトでも似たような処理は可能だと思います。



具体的にはもう少し自然な色合いとくっきり感が欲しいので、Photoshopで彩度やコントラストを再調整し、全体的なカラーバランスも整えました。

さらに、少しだけ消したい部分があったので、消しゴムツールでの修正も加えて完成です。



Water Veil



「SIGMA Photo Proで写真を美しく仕上げよう♪」と言っておきながら、後半はPhotoshopまで動員しちゃってますが、あくまでPhotoshop等は最後の味付けに使うだけですw

その前段階としてのSPPによるRAW現像での下地がしっかり出来ていないと完成しないものなので、その部分だけでも参考にしていただければと思います^^

実際、他のソフトを使わずとも理想通りに仕上がる場合もありますし、SPPだけでかなり完成イメージに近付けることが出来ます。

いずれにしても、最終的な仕上がりをある程度具体的にイメージしながら現像することが大切だと思いますので、是非RAWで撮ってSPPで現像という過程を大いに楽しんでください♪



簡潔に書きすぎた上に、ここでの各パラメータの調整数値は、僕の最終イメージに持っていくための設定ですので、参考になるのかならないのか分からないのですが・・・

今日のところはこの辺で。



※さらに分かりやすいka_tateさんのブログも参考にしてください・・・毎回色んなテーマで解説してくれてます♪(・∀・)ノシ

フォビオン現像テクニック(第二回)フォビオンの赤は艶やかに光る!
フォビオン現像テクニック(第三回)ハイキーなポートレートで肌をきれいに見せる!
フォビオン現像テクニック(第四回)長時間露光で夜景は美しく輝く!
フォビオン現像テクニック(第五回)低彩度で高感度ノイズを味わいに変える!
フォビオン現像テクニック(第六回)彩度を上げて日常を非日常に変える!
フォビオン現像テクニック(第七回)フォビオン×スポーツはモノクロで迫力を増す!

ちなみに、第十回で完結予定だそうです。あと三回、楽しみですね~^^
[PR]

# by JIN-X3 | 2012-02-29 22:12 | シグマ -Sigma-
2012年 02月 25日
百華百彩2012
昨日は暖かかったので、夕方から熊本県の山鹿まで【山鹿灯籠浪漫・百華百彩】の撮影に行ってきました・・・



Healing Light
SIGMA SD1 + SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM



撮影開始早々、いきなりSD1がレンズをロックしてくれなくなるというアクシデントに見舞われ焦りましたが、何とか撮影は出来ました^^



昨日はイベント最終週ということもあってたくさんの見物客で賑わっていたのですが、一部でマナーの悪いカメラマンの方もちらほら目に付きました。

通行人の迷惑も考えず狭い歩道の真ん中に堂々と大きな三脚を立てて撮影していたり・・・

また、他の方もカメラを構えて待っているのに、そんなことは気にも留めずに延々と場所を独占していたり・・・

ベストなアングルを求めて納得するまで撮りたいという気持ちは分かりますが、ファインダーを覗くことに夢中になって周囲の状況が見えなくなるというのは良くないですね。

見物客の中には小さい子供さんやお年寄りも多数いらっしゃるのに、通行や見物の邪魔になるような撮り方をするというのは如何なものでしょう。。

限られた状況の中で周囲に気を配りつつ色々と工夫しながら撮るのも撮り手の腕の見せどころだと思うのですが・・・



イベントを楽しんでいるのは自分だけではないのですから、きちんとマナーを守って気持ちよく撮影したいものですね^^
[PR]

# by JIN-X3 | 2012-02-25 16:06 | 撮影日記 -Notebook-
2012年 02月 22日
SIGMA Photo Pro の楽しみ方☆
b0238921_13101547.jpg


SIGMA Photo Pro・・・

と言えば、SIGMAユーザーの方にはお馴染みのSIGMA純正RAW現像ソフトのことです。(以下、SPPと略して表記します。)

人によってはこれが使いにくくて現像が難しいとか、機能が少な過ぎて物足りないと感じることもあるようです。



確かに僕も、このソフトにせめてトリミング機能と消しゴムツールだけでも付いてたら・・・と思うことがたまにあります^^

実際、トリミングしたりセンサーダストを消したりしたい場合は、一旦SPPで現像した後にPhotoshop等の別のソフトでそれらの処理を行う手間が必要でして・・・

これが一度に出来るようになると言うことないのですが、無料ソフトなのでその辺はあまり贅沢なことも言えませんww

というか、そういう処理は撮影前あるいは撮影時にじゅうぶん対処してさえいれば、必ずしもRAW現像に必要な機能ではないという考え方なのかもしれません。



b0238921_13302754.jpg




それを踏まえた上で、現状ではこのソフトこそがSIGMAのカメラをさらに面白くするのに欠かせない価値あるツールだと僕は考えています。

中でもX3 Fill Lightという補正機能がなかなかの優れもので、このパラメータの調整如何でただの写真を作品レベルにまで昇華させることも可能なのです。

この機能は、簡単に言うと「明部の露出は変えずに、暗部の露出のみを補助光的な効果により補正する」ためのもの・・・という説明でたぶん良いと思いますw

ただし実際は、このパラメータをいじることにより明部もその影響を受けて少なからず露出が変化します。

また、完全に黒つぶれしてしまっているような部分は、無理に明るくしようとするとノイズばかり目立って見苦しくなるだけなのであまり意味を成しません。



個人的には本来の露出補正とは別に、部分的に露出を変化させ暗くなり過ぎた部分を持ち上げてディテールを出すという目的で使用する機能だと思いますが、

実はそのためだけに使うというのであれば、ちょっと役不足な印象は否めないと言うか、思ったほどの効果は期待出来ないと言うか・・・(/ω・\)



で・・・

このパラメータを極端にプラス側にすることでHDR風に全体を明るく見せたり、逆に極端にマイナス側にすることで暗部をより暗くし、明部だけを際立たせたり・・・

という、もしかすると本来の使い方とはちょっと違うかもしれない目的で使用すると、これが非常に面白いのです^^



と言っても、実際に使用された経験がない方にはピンと来ないと思いますが・・・



例えばこのパラメータを大きくプラス側に振った現像をすると、以下の作例のような仕上がりになります。



F
SIGMA SD15



SUPER GT in AUTOPOLIS
SIGMA SD1



この2つはどちらも極端にプラス側にして暗部を明るく持ち上げたものですが、こうすることにより擬似的にHDR風味を醸し出すことが出来ます。

(※X3 Fill Light以外にも、コントラストや彩度の調整によりHDR風味をさらに強調する現像を施しています。)



逆にこれを大きくマイナス方向に持っていくと、以下のような仕上がりになります。



孤狼
SIGMA SD15



SUPER GT in AUTOPOLIS
SIGMA SD1



この2つはどちらも極端にマイナス側に補正したもので、元画像はこんなに暗くはありませんし、もちろん夜間に撮影したものでもありません。



これらの作例はあくまで極端な仕上げ方で、敢えて大げさに効果を出していますが、適度に調整することによってもっと自然な仕上がりにすることも可能です。



例えば、適度にプラス補正した場合・・・



after the rain - Explored -
SIGMA DP2



a morning scene - Explored -
SIGMA SD15



そして、適度にマイナス補正した場合・・・



green - Explored -
SIGMA DP2



silence
SIGMA DP1x



以上のように、極端に効果を出すもよし、適度に効果を出すもよし、何れの場合もちょっと独特な風合いに仕上げることが出来るというのがこの機能の特徴です。

つまり、X3 Fill Lightを上手く使えば、誰にでもお手軽にSIGMA SPECIALなエフェクトをかけたような写真を作り上げることが可能なワケです。

この機能に慣れてくると、現像時にああしたいからちょっと明るめに撮るとか、こうしたいから少し暗めに撮るという風に、現像を想定した撮り方も楽しめます。

また、このシーンはああいう仕上げにすると面白そうだから一応撮っておこうというような現場でのアイディアも生まれてきたりします。



FOVEONの良さを活かすにはRAW撮りが基本となりますので、SPPを使いこなせるかどうかがキーポイントです^^

今回はSPPが装備している機能のうち、最も特徴的なX3 Fill Lightだけに絞って書きましたが、これこそがSPPによるRAW現像の面白さであると言えます。



既にFOVEON使いの猛者の方々にとっては極めて常識的な内容でしたが・・・

SD1 MerrillやDP Merrillの発売により、初めてSIGMAのカメラを手にし、初めてSPPでRAW現像をするという方のために幾らかでも参考になればと思います。



先々週から記事内容が「毎週水曜日はシグマの日」みたいになってますが・・・

SIGMA Photo Proを上手に乗りこなして貴方だけのオリジナルな作品づくりを楽しんでみてください♪ (・∀・)ノシ



※ちなみに、熱血フォビオニストのka_tateさんがさらに詳しい現像テクニックを分かりやすく解説してくださっていますので、そちらも是非ご参照ください↓↓↓

フォビオン現像テクニック(第一回)フィルライトを下げて闇に浮かぶ花を撮る!
[PR]

# by JIN-X3 | 2012-02-22 11:34 | シグマ -Sigma-
2012年 02月 20日
waterdrop
先週末は福岡でも雪が薄っすらと積もるほどの寒さでした・・・



waterdrop
SIGMA SD1 + SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM



どこかに撮影に行きたいという気持ちはあったものの、結局寒さに負けて庭でのマクロ撮影でお茶を濁しましたww



早く暖かい春にならないかなぁ。。
[PR]

# by JIN-X3 | 2012-02-20 22:33 | 植物 -Plants-
2012年 02月 15日
Foveon Merrill ~フォビオンのすゝめ~
SD1 MerrillDP1 MerrillDP2 Merrillについて、SIGMAから公式にアナウンスされたのがちょうど先週の水曜日・・・

あれから約一週間、色々なところで話題沸騰しているようですが、これはSIGMAファン(ってか、オタク?w)の一人としては非常に喜ばしい状況です^^

海外の写真サイト等を通じ、日本国内はもとより世界的な規模でSIGMAのMerrill Generationに対する注目度が確実に高まっていると実感しています。

これを機に「SIGMAのレンズなら知ってるけど、SIGMAのカメラなんて興味ねーよ」っていう方が、実際にSIGMAのカメラを使ってくれるようになると嬉しいです。



しかしながら、中には「どこのカメラでも一緒じゃん・・・別にSIGMAのじゃなくても他に良いカメラはいくらでもあるよ」っていう方もいらっしゃると思います。



全くその通りですw



そういうごもっともなご意見に対して反論するつもりは毛頭ございません^^

ここで言う「良いカメラ」って何?という議論はひとまず置いといて・・・確かに機能や使い勝手という面で優れたカメラはこの世にたくさん存在します。

でも、本質的な部分でSIGMAのカメラは数多ある他のカメラと一緒ではないのです。というより、むしろ全然別物だと言っても過言ではないかも^^

SIGMAのカメラは、他のカメラとは明らかに一線を画す強烈な「個性」を持っています。

つまり、機能面では明らかに他のカメラより時代遅れで何とも使いにくい・・・などという意地悪はこの際言わないでおこう(笑)



そんなシャレにならない冗談はさておき・・・

実はSIGMAのカメラが持つ「個性」とは、いわゆるFOVEON X3ダイレクトイメージセンサーという撮像素子を搭載しているという点に他なりません。

言うまでもなく、撮像素子とはフィルムカメラで言うところのフィルムに当たる部分で、デジタルカメラにおいて最も重要な役割を担っているパーツです。



じゃあ、その撮像素子が他のカメラとどう違うのか、FOVEONセンサーの具体的な構造や特徴とは如何なるものなのかについてはここでは言及しません。

それについては他に詳しく解説されているサイト等が幾つか存在しますので、そちらを参照していただくとして・・・



僕なりにSIGMAのカメラについて物凄く簡単にまとめるとすれば、「FOVEONで撮った写真は画質がくそんごとよかですばぃ」ということ。

博多弁に馴染みがない方のためにもう少し分かりやすく言うと、「FOVEONで撮った写真は解像感・立体感・臨場感がマジパネェっす」ということ。

僕は個人的に「SIGMAのカメラはその場の空気を写すカメラ」という風に理解しております。



ここで幾つか僕が実際にSIGMAのカメラで撮影した作例をご紹介します・・・



atmosphere
SIGMA DP2

この写真が「その場の空気を写せている」かどうかは別として、少なくとも過去にN社のカメラを使っていた頃にはこういう空気感には出会えませんでした。



Twilight Cruise
SIGMA DP2

ありふれた夕景も一味違った雰囲気に仕上がります。



Green Grass - Explored -
SIGMA DP2x

ただの雑草でさえ、FOVEONで撮るとこの生々しさ。



Floating Autumn
SIGMA SD15

特に水の質感描写には心底惚れ込んでいます。



peace of mind - Explored -
SIGMA SD15

動物の毛並なんかもとてもリアルにかつ艶めかしく描写します。



steam locomotive
SIGMA SD1

さらに金属の類を撮ってみても、これまたなかなか良い感じ。



残念ながらこれらの作例はFOVEONの実力をまだまだ伝えきれていないものですが、なんとなくベイヤー式センサーとの違いは感じていただけると思います。

ちなみに、各画像をクリックするとFlickrページにつながりますので、そちらでそれぞれの写真のオリジナルサイズの画像もご覧いただけます。



FOVEONセンサーならではの、ローパスフィルターを介さない透明感のある高精細な画質は本当に素晴らしいです。

何気なく撮ってきた写真を何気なく自宅でRAW現像していると、思わずそのダナミックレンジの豊かさに驚いてしまうなんていうこともしばしば・・・

場合によっては、コンパクトなDPシリーズで他社のフルサイズ一眼をも凌ぐほどの解像感のある、そして階調豊かな写真を撮ることも可能です。

画質面ではまさしく個性的でユニークな、他のカメラではちょっと撮れないようなリアリティのある写真が撮れたり撮れなかったりしますww



このように、SIGMAのカメラはあくまでも画質にこだわった、他のカメラにはない特殊な撮像素子(センサー)を持ったカメラなのです。

良いか悪いかは別として、唯一SIGMAだけがこのセンサーにひたすらこだわり続け、頑なに我が道を歩んできたワケです。

これだけは、ずっと方向性の異なる路線を進んできた他社がとても一朝一夕には真似できないSIGMAのカメラの圧倒的とも言えるオリジナリティだと思います。



他社がこれらの画質面においての利点を自社製のカメラにも取り入れたいと目論んでいるのかどうかは定かではありませんが・・・

ローパスフィルターを介すことによって確実に解像感が損なわれてしまうという理由から、最近はベイヤー式でもローパスレスを売りにしたカメラも出てきました。

しかし、それはあくまでローパスフィルターがあるかないかというだけで、センサー自体は変わっていないワケで・・・果たしてそれがどこまで意味を成すのか。。

一番問題にすべきなのはデジタルカメラの心臓とも言えるセンサーそのものだと思うんですけどね^^



とは言うものの、FOVEONは高感度にはからきし弱くて光量不足の環境下ではベイヤー式に太刀打ちできない等、決して良いところばかりではありません。

現時点ではまだまだあらゆる点で万能なセンサーとは言えないということもまた紛れもない事実です。

結局のところ、FOVEONであれベイヤーであれ、それぞれに一長一短があるというのが現状ですので、どちらが良いと結論付けることは不可能です。

要は蓼食う虫も好き好き・・・どちらの方が優れているかなんていう議論は2ch等でもたまに目にしますが、そんなものは全くもってナンセンス。

最終的には自分の撮影スタイルを鑑みてどちらがベストか天秤にかけるということでしょうから、可能なら両方を上手く使い分けるというのが理想的ですね。



で、結局何が言いたいのか分からないまとまりのない記事になってしまいましたが・・・

いよいよMerrill三兄弟も順次発売されるし、これから実際にSIGMAのカメラを使ってみたいという方の一助になれば幸甚です^^



僕の撮った中途半端なもので恐縮ですが、Flickrに機種ごとに区分けした作例集がありますので、よろしければそちらも合わせてご覧ください♪

SIGMA DP2 works

SIGMA DP2x works

SIGMA DP1s works

SIGMA DP1x works

SIGMA SD15 works

SIGMA SD1 works
[PR]

# by JIN-X3 | 2012-02-15 10:00 | シグマ -Sigma-
2012年 02月 10日
afternoon light
新しいFOVEON Merrill Generationの幕開けを記念して、懐かしい一枚を500pxに上げてみた・・・



afternoon light by Junya Hasegawa (JIN-X3)) on 500px.com
SIGMA DP2



某Zorgという写真サイト内でシグマセレクションに選んでいただいている一枚です^^
[PR]

# by JIN-X3 | 2012-02-10 22:47 | シグマ -Sigma-